第2回（9月26日）は前回の参加者のほかに数名の方が増えましたので再度簡単な自己紹介の上、「研修の評価」というテーマに入りましたが、各社の事情など生々しい内容の活発なディスカッションであっという間に終わったという感じでした。

　最初にＨＲＤ研究所で用意した「アメリカの優秀企業が利用している研修の効果測定方法」から、最近の効果測定の手法について紹介がありました。カークパトリックの4段階評価モデルに加え、ジャックフィリップスのＲＯＩが紹介され、日本における評価もその第４段階への試行が始まっている点などを確認しました。（「研修の評価」についての解説は「Reserch研究サロン」Top⇒「人材開発基礎理論概説」をご覧ください）

　その後参加各社の研修評価の方法などが参加者から披露されましたが、研修後に実施の現場で学んだことをどれだけ使っているかを測定する方法などについて具体的なアイデアが披露され、大変役に立ったという感想が寄せられています。

　会議の最終場面では「それでは研修会社の評価基準を作ろう」ということで8項目の基準が作られました。

　　＊コンサルティング力
　　＊価格対応力
　　＊強みが明確か
　　＊柔軟な対応
　　＊人事制度と絡んで提案しているか
　　＊経験・実績
　　＊過去からの付き合い、紹介者
　　＊講師のパーソナリティ

　オブザーブさせていただいたＨＲＤ研究所としてもこの評価基準に沿うべく努力したいと思います。

　次回・第3回（10月17日）のテーマは「女性社員の活性化」です。毎回テーマが異なっていますので、いつからでもご参加いただけます。お申し込みは「セミナー」⇒「人材開発担当者会議」のページからどうぞ。

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