【体験講座開催中】新規ビジネスの「これだ!いける!」を鍛える研修プログラム
企業が持続的に成長するためには、既存事業を守りながら(そして不必要な事業は捨てながら)新規事業を立ち上げていくことが求められる。言わずもがな、重要な問題は“それをどのようにやるか”である。特に現在のネガティブな経済指標を見ると、企業は、新規ビジネスの創造により力を入れなければならない-そんな文脈で管理職に求められる能力に“新規ビジネスを創造する力”という要素が入ってくる。
さて、世の中の「新規事業創造研修」や「新規ビジネス創造研修」の内容を見てみよう。これらの研修で学ぶことの多くは、「新規事業はこのような要素で構成されている」ということである。例えば、“ビジネスモデルのフレームはこうだ”“キャッシュフローの計画書はこのように書く”“マーケティングリサーチのやり方はこうだ”などである。
冷静に考えてみるとこれは何か違っている。これまでに新規事業のアイデアを産み出した人は、このような知識を持っていたからビジネスアイデアを産み出せたのであろうか。おそらく違う。そういう人は、四六時中、新規事業のネタを探している。そして何かをきっかけに突然「これだ!いける!」というアイデアが湧いてくる(若しくは降ってくる)のだと思う。
しかし、現状の「新規事業創造研修」と名付けられている研修で学べる内容は、既に創造されたビジネスアイデアを詳細計画に落とし込むためのフレームワークを学んでいるにすぎない。言い換えると、新規事業を創造する方法は教えていない。「これだ!いける!」まで到達するやり方を教えないでいるものが殆どである。
この「これだ!いける!」を、ビジネスインサイト(Business Insight)という。インサイトとは洞察力、つまり直観的な気づきである。直観的とは一見スキルではなく、捉えどころの無いアートの世界のような響きであるが、そうではない。この直観、つまりビジネスインサイトは鍛え方があるのだ。そしてその鍵となるのは、ビジネスインサイトを産み出す「頭の使い方」と「継続的なセルフトレーニング」の2つである。
このような背景で、エイチ・アール・ディー研究所では、日経BPマーケティングと共同でBIL:Business Insight Lesson“ビジネス・インサイト・レッスン”という研修プログラムを開発しリリースした。
ビジネスインサイトをトレーニングするためには、「遠くのビジネスアイデアをコンセプト化して自社に適応する」という思考プロセスが必要不可欠であり、この遠くのビジネスアイデアが数多く掲載されている情報源として「日経ビジネス」が最適であると考えたからである。
BILでは、日経ビジネスを活用したビジネスインサイトを産み出す力を鍛えるための「頭の使い方」と「継続的なセルフトレーニング」を可能にするワークショップである。定期的に、人材開発部の皆様向けに体験会を実施している。ご関心のある方は遠慮なく弊社までお問い合わせください。
【入江】
<ご紹介>
日経BPマーケティング BIL(ビジネス・インサイト・レッスン)ワークショップ
2011.07.14
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