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第7回(2月22日)「最近のキャリアプラン研修の変化」報告
最近のキャリアプラン研修では、受講者(対象者)が若返ってきており、単なる「リストラ」勧奨研修ではなく、今の会社で活き活きと仕事を行い会社としても十分に実力を発揮してもらいたいという傾向が強くなってきている。

そうした現状からの課題:

  1. キャリアビジョンの構築の部分で、自分勝手なキャリアビジョンではなく、会社の欲している人材ビジョンをしっかりと見据えながら、「あるべき姿」を構築する必要がある。しかしながら、会社の人材ビジョンを見据えれば見据えるほど「あるべき姿」が妥協になってします心配がある。これをどう可決するか。

  2. 自分の「あるべき姿」を実現するための「キャリアプラン」構築に際してどのように日常の業務と整合を取りながら、自らの成長と会社の業務への貢献を実現してゆくか。

  3. これまでの業務目標達成に重心があった上司のコーチングに対して、キャリアという観点から新たな焦点を当てて、会社と個人の成長を実現してゆくか

こうした変化の中で、これまでシートに記入しながら進めてきたキャリアプラン研修が、もっと内面的な事柄に踏み込んで、働くことの理由や意義などを掘り下げながら、進められるようになってきている。

最近話題になってきている「プランド・ハプスタンス・セオリー」(偶然のキャリア開発)などの研究もその一端と言えるのではないか。
今後の動向が注目できる。


−2006年2月22日開催 第7回人材開発会議より

◆第8回人材開発担当者会議のご案内
  • 2006年3月22日(水)18:30〜20:30
  • テーマ:「プランド・ハプスタンス・セオリー」
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